皆さんの周りの友人や知人の中で、「今日は関節が痛むから、雨が降るかなぁ」とか「昔の傷が痛いなぁ」などと言っている方がいらっしゃったりしませんか?私も何度かそのように言っている友人の言葉を耳にしているのですが、これにはちゃんとした名前があって、「天気痛」と呼ばれています。簡単に説明しますと、天候によって酷くなったり、痛みが左右される場合のことを言います。確実な原因は未だに解明されていないのですが、おそらく気圧と湿度が深く関係しているのではないかと言われています。雨が降ると、当然、気圧が下がり、湿度も高くなりますね。気圧が低下すると共に、外部からの刺激に反応して、ヒスタミンという物質が分泌されます。このヒスタミンは血管を拡張させたりもするのですが、アレルギーや炎症を引き起こす物質として知られています。雨が降って気圧が低下すると、体の各部分がその気圧の低下に負けないようにと、体内から外へ押し返そうとする圧力をかけます。押し返そうとして細胞が膨張気味になると、ヒスタミンが分泌されるわけです。そして、このヒスタミンが分泌されることによって、関節などに痛みを引き起こします。また、湿度の点から見てみますと、湿度が高くなると人間は汗をかきにくくなるので、体内に余分な老廃物が蓄積されます。老廃物が蓄積されることにより、体にむくみがあらわれ、血行不良となります。この血行不良になるということが結果的に、痛みを生み出すのです。このような痛みを緩和するには、お風呂にゆっくりつかるなどして、常に血行の良い状態を保っておくと良いでしょうー